映画で観たワンシーンのように

関ジャニ∞関連の感想 考察 ネタバレ

関ジャニ∞・大倉忠義の好きなところ

「いっぱい食べる君が好き〜〜!」
そんな某CM曲が頭を掠めそうなテーマです。

アイドルを応援している人にはファンになったきっかけがあるように、好きで居続ける理由があると思う。アイドルのみじゃなく、これは趣味を持っている人誰にだって言えることではないでしょうか。


このご時世、アイドルが好きだといえばそのアイドルを好きな理由を周囲から問われるのはごく普通のことで、私も例外ではありません。

人生の中でずっと聞かれ続けて、ずっと答え続けてきた。だからこそ今考える。


「なぜ私は大倉忠義が好きなのだろう。」



だらだら大倉くんを好きで居続けた結果、良いのか悪いのか大倉くんのファン歴が2桁を超えてしまいました。悲しいかな、学生時代は大倉くんにどっぷりでした。冗談じゃなく私の青春のすべては大倉くん。
戻らない日々を悲しみはしないよ〜〜!大倉くんを好きだった時間に後悔はないけど、膨大な量を大倉くんや関ジャニ∞について考える時間に割いてきたんだなと思うと変な感じです。

好きになった頃ならスラスラ答えられていたはず!しかしながら、最近は聞かれても答えられないことが増えてきました。

というのも昔は「関ジャニ∞が好き!」と言えば「なんでそんなお笑いジャニーズ?」と返され「大倉忠義が好き!」と言えば「だれ?」と即答されることが多かったからかもしれません。
意地になって大倉忠義関ジャニ∞の魅力をを拙い言葉でも伝えようと必死でした。


どんどん時が経つにつれて関ジャニ∞や大倉くんの一般からの認知度も上がり、私が説明しなくともグループの雰囲気や個々のキャラクターを知る人が増えた現在だからこそ、どこが好きと問われても言葉に詰まってしまうのです。



仲の良い友人に問われた時には「顔が好き!」と言うようにしています。手っ取り早い答えです。ただ私の場合、好きになった頃は大倉くんの顔面に興味はなかった気が……(割とやばい発言かもしれないごめんなさい)
大倉くんよりも内くんや山Pの顔が好きでしたメンクイですごめんなさい!!!!!!華のある顔が好きです!!!!!

また、ジャニーズが好きな友達の間では「顔が好き!」と言えても、一般の知人に同じことを伝えて「確かにかっこいいもんね〜」って言われるとモヤモヤする厄介奴です。いや顔以外も色々かっこいいよ!っていう謎のおたく心が邪魔をしてくること、あると思います。自分で言うのもなんだけど面倒な生き物〜〜〜〜はあ〜〜〜〜。


過去を振り返っても当時の気持ちなんてよく覚えてないし〜〜!変化とかわからないし〜〜!って追求してませんでした。が、ライトな好きから、本質的な部分で好きな所など自分の頭の中を整理するためにも書き並べてみよう!ということがきっかけで書き始めたテーマです。



大倉忠義の好きなところ


1.「顔がいい」
これは大倉くんを好きな人がみんな口を揃えて言うセリフですね。アイドルの顔ファンを嫌がる人も多い中ではっきりと「顔が好き」と言える人が多い大倉くんのファンが私は好きだったりします。
顔が好き!と言い切れるのは他に大倉忠義の良い部分を知ってるからの発言だと感じていて。私自身、大倉くんの好きなところを真面目にあげるとコアな話になって、軽く聞いた人からしたらそんな回答求めてないわ!って言われそうになります。そんな時に便利なのがこの「必殺!顔が好き!」。

これを言うと9割9分「あ〜〜わかる〜〜!かっこいいよね!」という返事が返ってきます。万人に顔がいいと思われている大倉忠義、さすがとしか。自慢でしかないです。私の自担ちょ〜〜顔いいよ〜〜!?ってドヤ顔です。

Sexy Zone佐藤勝利くんの顔面が人間国宝と呼ばれていますが、大倉くんも人間国宝だし国家レベルのイケメンさだと思います。世界救えるね。

テキトーに言ってるように聞こえるかもしれませんが顔が整っていて綺麗だと思うのは本心です。それに加えて大倉くんは年々華が出てきたと思います。これは後述でまた深く追求していきます。


2.「身長が高い/体が大きい/むにむに」
ビジュアルで攻めるなら身長の高さも好きです。背高いし、ジムで鍛えて身体も大きくなった大倉くんの包容力に女子はメロメロだと思います。

というか大倉くんの身体はトータルで褒められるから好きじゃない部分なんてないです。まあ、そうするとこのブログを書く意味がなくなってしまうわけですが………。

個人的に大倉くんの体の中で好きなのはムチムチしている二の腕と胸とお尻と太ももです。揉みたいです。鍛えてシュッとしていてもここらへんは変わらなくて良きです!!!!!
むにむにの大倉くんが好きな大倉担としては「沈黙のセクシーピッグ」(2008年春ツアーの際の登場場面で使われていたキャッチコピー)なんて呼ばれていた人と同一人物なのか頭を抱えることがありますが……。

むにむになのを弄られて恥ずかしがる大倉くんも可愛くて好きです!いや、最近はむにむにしてないから好きでした!しかも己がむにむにムチムチなの気にしてて丸山くんと俺らポニョやし〜〜とか言っちゃう大倉くんはまさに地上に降り立つ天使でした。ぽちゃり3人がエア焼肉とかして痩せ型4人が冷めた目でそれを見る構図!!!

そんな中でも二重あごの大倉忠義に人間味を感じるので好きです。あ〜〜この人二次元の天使じゃなくて三次元の人間〜〜!?!?って気持ちになれます。


3.「私の求めるアイドル像が大倉忠義の考えているアイドル像と近い」
4.「野心燃やして貪欲に挑戦する姿勢」

上二つがライトだったので少しだけ真面目なやつを入れておきます。長くて意味ない内容かもしれないので読み飛ばしてしまっても構いません。また、関ジャニ∞のバンド形態が好きなファンの方からすると面倒で失礼な発言をしてしまっている可能性もあるので、一個人の意見としてご理解いただけますと幸いです。

ただ、これは正直私が大倉くんのファンを続けている一番の理由だと思います。

ここ数年は私生活が忙しくなり自分でも余裕がなくなったこともあり雑誌でのインタビュー記事やテレビ、ウェブ、ラジオでの発言を全て追うことが出来なくなりました。

それでも、大倉くんがやっと世間で顔を覚えてもらう機会が増えたように思う2012年以降(仕分けの太鼓企画の頃)、たくさんメディアに出ていた大倉くんが口にしていたのは「アイドルをしたくて、踊りたくてジャニーズに入った」という発言だった覚えがあります。

偏見かもしれませんが大倉くんのファンの方はドラムを叩く大倉くんよりも踊る大倉くんが好きな方が多いイメージがあります。かく言う私も踊る大倉忠義が大好きです。近年でこそドラムを叩く大倉くんも好きになってきましたが一度本当にライブでバンドをする関ジャニ∞が嫌いになりそうだったこともありました。勿論それはドラムを叩く大倉くんもかっこいいし、素敵だと感じている上での意見です。

ライブの時しかバンドスタイルの関ジャニ∞を見ることが出来ない時期がありました。ライブの後半、はたまた途中に片手の指で数えられるぐらいの少ないバンド曲を歌って演奏していました。それも全員が演奏するわけではなくギターの安田くん、ベースの丸山くん、ドラムの大倉くんの楽器隊を中心に他のメンバーは縦横無尽に動き回って歌っているという構図です。その当時はそのことに特別感を覚えてドラムを叩く大倉くんがとてもかっこよく見えていました。
バラエティ番組や音楽番組のトークコーナー、ライブ中のMCでも大人しく(今だと考えられないですね)、あまり目立つ方ではない大倉くんが、髪を振り乱しながらがむしゃらにリズムを刻む姿を双眼鏡で覗くのが大好きでした。

ただ、その時から同じくらいモヤモヤしていたことも記憶にあります。たまにテレビでドラムを叩いてもバッグミュージシャンの如くJr.にまみれて演奏をする大倉くんがいたり、ライブの際に竿組含めた他のメンバーが走り回っている中で1人動かずにドラムを叩く大倉くんの姿を見て少なからず寂しさとやるせなさを感じていました。バンド曲だと大倉くんの歌割りパートが少なくなります。つまりは、ライブやテレビのカメラに大倉くんが抜かれる回数も減ります。ワガママな意見かもしれないし、それぐらい譲歩すればいいのにと思われるかもしれませんが、自担がたくさんフューチャーされる世界に生きていたい人なので「バンドの関ジャニ∞のスタイル」をすっきりした気持ちで見ていられる時間は短かったような気もします。

それでもドラムを叩かせてもらっている大倉くんは美味しいと思っていました。2009年に発売された「急☆上☆Show!!」ではテレビで披露するたびに大倉くんのソロタイムがありました。スネアとバスドラムとクラッシュシンバルと本当に簡易的なセットだったけど、「あのパフォーマンスを観た人たちは絶対大倉くんのファンになる!!!」と本気で思っていましたし、あのシーンだけ何回も何回も再生していました。ちょうどテレビもアナログ放送からデジタル放送に移行していた時だったので地デジで見る大倉忠義が美しいことにも感動していました。

そして本格的にグループでバンドスタイルを推していくことになった2010年8月。15枚目のシングル「LIFF〜目の前の向こうへ〜」の発売。よくメンバーが転機になった曲だし大切にしていると口にしていますね。Mステに2週連続で出演し、曲を披露するメンバーの姿を忘れることはありません。録画して何回も何回も観なおしました。普段バカにされることが多かった人たちなので(体感)かっこいい関ジャニ∞を世間に見せつけられた気がして嬉しかったんだと思います。でも、メンバーのかっこいい姿というよりは緊張してガチガチになっている印象がどうしても強くて。「村上くん、間奏で手震えてたもんな〜」っていうのが衝撃的でした。巷ではガサツで有名?な村上くんの手が震えるほどの緊張ってどれほどのものなんでしょう。錦戸くんもすばるくんも一発目の高音が出ておらずハモリがいつもより汚く聞こえてしまっていたり、安田くんも珍しくキーを外していたり、大倉くんもドラムを間違えてリズムが狂ってしまっていたり、、、2017年現在でも思い返すと酷いものだったと思います。


評判が気になり検索をかけると「関ジャニって楽器出来るんだ?」という驚きの声よりも「歌が酷い、演奏が酷い」そんなマイナスの声ばかり聞こえてきて耳を塞ぎたくなりました。


それでもLIFFをきっかけに変わったことはたくさんあって。ファンが絶対的に増えたこと、ライブでバンド曲をたくさん演奏するようになったこと、リリースされるシングルの雰囲気がここから変わっていったこと。良くも悪くも変革の年だったと思います。

2010年以降の関ジャニ∞はシングルでも楽器を演奏するようになり、ライブでもバンドタイムが増えていきました。関ジャニ∞でのバンド曲が増えるということは皆さんご存知の前列下手から丸山、渋谷、錦戸、安田。後列に横山、大倉、村上という並びのあのスタイルが増えるということです。
大倉くんのファンはきっと感じたことがあるでしょう。


「大倉くん見えなくない!?!?!?」



もうこれは他のメンバーやそのファンの方には大変申し訳ないのですが、コンサートでの座席によっては大倉くんが全く見えない席もあるのです。前左右をメンバーに囲まれている大倉くんはどこかのお城のお姫様のような箱入り娘のごとく姿を見せてくれないことがあります。



顔隠すとか平安時代の貴族かよ!!!!!



自分本位な意見ですが、大倉くんのお顔を見にライブに行ってるのに見せてもらえないことがあるバンドスタイルがまあ、それはまあ苦手でした。

踊る大倉くんが元々好きなのもありましたが、何年間かバンドが苦手になりました。バンド曲でも好きなものはたくさんあるのにそんな風に感じていたということは、大倉くんを見れないストレスの強さを物語っている気がします。(バンドでのドラムの立ち位置は後ろでどっしり構えて、音楽を支える役割なので正直それは仕方のないこと)

ただ、メトロックのおかげで少し、バンドをする関ジャニ∞がまた少しだけ好きになりました。
大倉くんがにっこにこ楽しそうにドラムを叩く姿を久しぶりに観ることが出来た気がしたから。ツアーの時も笑ってる時はあるんですけど、ホッとしたような楽しそうな嬉しそうな表情(だったように見えた)。必死に叩きながら、でもその空気感を楽しむような大倉くんの姿。大倉くんが楽しそうに嬉しそうにしているのはやっぱり幸せで、純粋にハッピーーーー!!!という気持ちでした。あと単純に一般の方に「関ジャニかっこよくない?」と言われるのが嬉しいという。

特に大倉くんなんて、あんなのんびりしているように見えてギラギラ野心をたぎらせている人なのでメトロック後のインタビューでの発言も強気で前向きで上しか見ていなくてこういう所が大倉くんの強みだな、なんて思ったりもしました。ここも好きなところだから4番目の好きな部分に勝手にしておきます…!自分のことを「まだまだ」と下に捉えて、常に勉強の姿勢を持っている大倉くんって最高にかっこいいです。ビビリヘタレってよく言われてたけど、自分の中で一つ何かを決めたらチャレンジする勇気を大倉くんは持ってると思う。失敗を成功に変えていける人の典型的な例。


話が逸れました。
とにかく、そんな感じでグループがバンドでも推されるようになって中々に葛藤がありました。ドラムを叩く大倉くんは好きだけど…でも…、と。メンバー内でもバンドを好むメンバーもいるのでシングルでのバンド曲発表やライブでのセットリスト、キラキラのアイドル衣装ではなくTシャツでの演奏姿(勿論これも素敵です)を見ていると「本人達は踊るよりもバンドがいいのかな」とメンバーがやりたいこと好きなこと・私の見たいこと好きなことがすれ違っているように思い悲しくなっていました。

でも、そんな時に。
「踊りたくてジャニーズに入りました」
「衣装にファーとか羽ついてたらアイドルっぽいやろ?」
と発言してくれるアイドルの大倉忠義に私はいつもいつも救われていました。

私のやってほしいこととグループが目指している世界のズレを繋いでくれていたのは大倉くんの「アイドル」としての発言・振る舞いでした。

そしてそんな彼だからこそ、このメンバーの中から私が一番応援したいと思う人になったんだろうと今ではそんな風に感じています。


大倉くんのプライベートなことで「アイドルの振る舞いなんて出来ていない」と感じている人もきっといるでしょう。そう思う人がいるのも分かりますし間違ってはいないとも思います。
でも、ステージの上、舞台の上、ファンの前ではアイドルスイッチを完全に0にはしない大倉忠義を知っているから私は彼を嫌いになることはないしファンを簡単には辞められないです。
「アイドル大倉忠義」の肩書きが必要な時に、求められているものを全面に出してその期待に応えてくれる大倉くんが、大倉くんを好きな部分で中で何よりも好きです。




ちょうどこの部分まで現時点で書き溜めていたのですが、先日の関ジャムでのドラム特集を観て、今この記事あげないとタイミングなくなるなと思ったので自分メモのために載せておきます。


ギターをやりたくて楽器を始めたメンバーがいる中、大倉くんはお仕事の一つとして「ドラム」に触れることになった人だから、そういうメンバーとは少し楽器に対する考え方が違うのかなという風に感じています。

最近、映画「泥棒役者」の宣伝でたくさんメディアに出演していた丸山くんの口から「過去、ベースが苦手だった」という言葉を聞いたときにふと今の大倉くんはドラムとどう向き合っているんだろうと純粋に気になりました。

私はやっぱりどう足掻いても大倉くんのダンスが世界一好きだし、アイドルな大倉くんが好きですが、アイドルな大倉くんが刻むビートも同じくらい好きなんだと思います。
ドラムを叩く大倉くん、というよりドラムと向き合う大倉くんが好きなのかもしれません。
一時期、そして今も少しだけ関ジャニ∞のバンド形態に苦手意識はあるけれど結局大倉くんが本気で取り組んでいることを否定なんて出来ないし、関ジャムの放送を観て改めてドラム×大倉忠義は最高にかっこいいことが脳に鮮明に刷り込まれました。


堅苦しいこと言っといてなんだけど大倉忠義が表現するものはなんだって好きになってしまう気もします。うん。

ということで、これをまとめとして終わりにしたいんですが書きたい事がまだまだ山ほどあるので次の機会にまた綴ります。
書いてまとめるの遅いから(これも三ヶ月前くらいに書いてた)来年にならないうちにまた書き並べられたらいいかな〜〜。

舞台「蜘蛛女のキス」という奇跡





「大倉くんがストレート作品に出演するとしたら

どんな風に演じるんだろう」




このことについて少なからず考えたことはあっても自分でハッキリ答えを出そうとしたことがありませんでした。出したくなかったのかもしれないし遠ざけていたのかもしれない。大倉くん本人が舞台で演じることを避けているんだろうな、と心のどこかで感じていたからなのかもしれません。実際、それは当たっていた訳ですけど(雑誌のインタビューでの発言)。


それでも大倉くんが舞台に出るかもしれない日に想いを馳せながら「いや大倉くんはもう舞台出ないだろうし……」なんて可能性を否定していました。今思うとなんて浅はかなことをしていたんだろうと己に絶望します。

そしてそんな時に決まった舞台『蜘蛛女のキス』への出演。忘れもしない3月28日の朝。頭が真っ白になってフリーズしてそのままベッドの上で大人気なく泣いたことだけが記憶に新しくて少し懐かしい気もします。




「えっ!?大倉くんが舞台!?しかも主演!?ストレートプレイ!?二人芝居!?相手は渡辺いっけいさん!?えっ舞台の内容めっちゃ面白そうなんだけど!?」



キャパシティの小さい私の脳で考えられることは上記しかありませんでした(笑)


あとは、グローブ座だからキャパ狭すぎない?とか、チケットが取れないだろうな〜…とか、大倉くんがグローブ座の舞台に立つことになるんだと勝手に感慨深くなったり、周りの友人からおめでとうとたくさんお祝いして貰って感激したり……色んなことを感じていました(自担の仕事が決まって他メンバーのファンからおめでとうを言ってもらえるのはおたくの醍醐味かもしれない)。



何より「嬉しい」の一言に尽きました。

2017年1枚目のシングル『なぐりがきビート』の特典映像として収録されていた新年会。メンバーがメンバーのことを考え、グループのことを考え、思い思いの発言を聞くことができた貴重な映像。あの時の個人やグループへの想い、2017年の豊富を聞いてから何かしら期待していた部分がありました。


1番は大倉くんの映像じゃない久々の個人仕事!ということが大きかったですね。他のメンバーがドーム公演中に主演舞台や主演映画の宣伝をしている中大倉くんには何もなかったから……。いつもはドラマだったり映画の話を聞けたのに何もなかったから。大倉くんになんでお仕事がこないんだろうと正直悔しい思いもしていました。勝手に。



突然話が飛びますが、私自身大倉くんを応援する以外にも舞台鑑賞という趣味があります。と言っても大倉くんの現場がない時に演劇で心を癒しているようなものなので年間20〜30公演ほど観に行くか行かないかレベルの緩いものです。

それが趣味と呼べるようになる前の、舞台に興味を持つきっかけになったのが大倉くんも出演していた2008年の舞台『Endless SHOCK』でした。

大倉くんはそこまで演技が上手いわけではないとその頃も思っていましたが(失礼)、作品自体の面白さも相まって、大きなカンパニーの中で挑戦をする大倉くんの姿に引き込まれました。「ああ…舞台に立つ大倉くんかっこいい…!」と純粋に感じていました。


でも、大倉くんの演技に引き込まれたというよりは、舞台に立つ大倉くんも素敵だなあという感覚で。

大倉くんのファンをやっているくせに大倉くんの演技に対して好きという感情を持ったことがなく、どちらかというと苦手意識がありました。それを少しでも払拭してくれたのはEndless SHOCKだったような気がします。


そして時が経って、ジャニーズ関係なく舞台を観ることが好きになってから「もし今の大倉くんが舞台に立ったらどうなるんだろう」と考えるようになりました。そして冒頭に戻るわけです。

9年ぶりの舞台出演に胸がときめかないわけがなく、それと同時にあれから9年も経ってるのかということに驚かされました。私も歳を重ねたなと……うん……。


ひとまず、蜘蛛女のキス関係の紙媒体(雑誌や新聞)は必ず買って最初から最後まで大倉くんの舞台を見届けよう!そう心に決めて雑誌フィーバーに胸を躍らせながら3月4月5月…と大倉くんの姿を舞台で観ることができる日を待ちわびていました。



5/27 

楽しみと不安と緊張で中々眠れないまま迎えた初日。大倉くんよりも年下の小娘のくせに大倉くん大丈夫かな、どんな感じなんだろう。なんて考えてドキドキしていました。


会場に着いてもソワソワ、座席に座った瞬間から手足の震えが止まらない状況でした。

暗転し暗闇の中から聞こえてきた大倉くんの声に鼓動が更に早まって……私が感じていた心配は不要だったことにすぐ気付かされました。


その瞬間、始まったばかりなのに時が止まってしまえばいいのに、なんて思っていました。


だって私が想像していた以上に、その倍くらい舞台で演じる姿が様になってたから。2008年で止まっていた舞台で演じる大倉くんのイメージとは比べ物にならない程堂々としていて。永遠にこの人の演技を観ていたい、そんな風に感じました。



これは!!!KinKi KidsのMistyの中の歌詞に出てくる「過ぎ去る時間が切なくて〜…魔法のようにこのまま閉じ込めておきたい」みたいな感覚です!!!



この曲すごく好きなんですけどMistyって本当におたく共感曲だと思います(関係ない話)




そんなことを考えていると、初日って物語を把握するよりも演者の動きやセリフが気になって仕方ないんですよね。気づけば終わっていました。幕間なんてなくとも個人的にはぶっ続けで見続けられるよう作品だと思いました。それほど引き込まれていました。

演者的には出っ放しだから幕間必要不可欠だけどね!!!!!


ただ、終わるのが嫌だと思っていても永遠に観たいと思っていても始まりがあれば終わりもあるし、ヴァレンティンの台詞にもあるように


「人生長かろうと短かろうと全ては一時的なんだ。何一つ永遠には続かない。」



美しいヴァレンティンとモリーナの世界は幕を閉じてしまう。普段私が観に行くような舞台は中々スタンディングオベーションなんてありません。あったとしても千秋楽のみ。でもジャニーズ舞台って毎回あるんですよね…あ〜〜蜘蛛女のキスで1番驚いたのそこかも。



初日のスタオベは私含め心の底からやりたくて立ち上がった感じがあって良かったな〜〜。それ以降の公演は私は義務的にやってた……周りの人が立つから立ってました……反省。でも機械的にやってる方いたんじゃないでしょうか?義務じゃないしやりたい人だけやればいいと思うんですけどね。協調性が求められるのもしんどいですね……



2回目のカテコでスタオベがあって、その時からもう半泣きだった私(涙腺ゆるゆる女)。3回目の時に改めてこんな素敵な作品に主演として出演して、今こうして拍手を送られてる大倉忠義くんと渡辺いっけいさんの姿を自分の目で見た時…言葉にできない感情が込み上げてきて涙を堪えることに必死でした。



大倉くんのファンをしていて楽しいこともあるけど、ちょっとしんどいなって思うことや、大倉くん(と関ジャニ∞)が目指してる場所と私が求めてるものにズレを感じてしまうことだったり、好きなのに追いかけることへ義務感を覚えてしまうことも正直ありました。


好きでい続けると自分の中でこうしてほしい!あんなことしてほしい!って願望が出てくるから大倉くんに対して文句も出てくるし、自分のイメージを押し付けてしまったり。色々ありますよね、私もそんなことをよくしてしまっていて応援するのが楽しくなくなってしまってファンを辞めようって本気で思ったことが何度もありました。


しんどくなると、なんで大倉くん好きなんだろうって考えちゃうおたくです(笑)なんで好きになったんだろうとか、なんでファン続けてるんだろうとか意味もないことを永遠考えてしまうタイプなんです。でも生きてきてこんなに長くファンを続けてきた人が大倉くんしかいないから、冷めても離れても頭のどこかに大倉忠義っていう存在がいるんですよね。


嫌ってなることもたくさんあります。

それでも大倉くんが好きで、大倉くんの仕事に対しての想いが好きで、仕事をしている大倉くんが好きで。仕事の話を真剣にする大倉くんが好きで。アイドルとして生きてくれる大倉くんが好きで。大倉くんが活躍する姿を見るのが好きで。自分の生活の一部になってて。



舞台上での第一声を自分の耳で聞いて、最後のカーテンコールで立派に板の上に立つ大倉くんを自分の目で見た時「あっ私がまだ大倉くんのファンを続けてたのって今日を迎えるためだったんだ!」って感じました。

そして心から大倉くんの演技が、表現が好きだって言えるようになりました。


大倉くんのことは大分知っていると思っていたのに新しい大倉忠義を見ることができたようで鳥肌ばかりです。語彙力ないおたくなので簡単に一言で表すと


嬉しい!楽しい!大好き!」



これにつきます。ドリカムさまさまです。




こうして舞台初日の幕が上がってから私が大倉くんを応援してきた人生の中で1番楽しいと思える期間が同時に始まったんです!





…ってとこまで書いてやめてました。

初日の想いが詰まってたんだろうなって思います。これ今更新しないと永遠続き書かないだろうから、大倉くんの細かい演技についてだとか作品の考察はまた次の機会にします(笑)


読み返したらほんと大したこと書いてない……でもブログに書き殴りたかったんですよね〜〜あの日の興奮と押さえきれない大倉くんに対する想いとか。


あの5/27の18時30分からの2時間50分は

間違いなく奇跡のような時間でした。


忘れられない夢のような映画のような美しくて儚くて、でも現実にある幸せでした。